


有機物減容セラミック製造装置ERCM技術について
日本で発生するダイオキシンの 9 割は焼却炉からのものと言われています。
さらに焼却炉でゴミを燃やすと発生するCO2により環境問題である地球温暖化が進みます。
そこで新たに有機物分解セラミックス生成装置ERCMを導入し、ゴミを燃やさずに省エネルギー、省資源、低コストの地球環境に優しいリサイクル法に取り組んでおります。
E(アース)R(リソース)C(セラミック)M(マシーン)とは
有機物を低酸素状態で加熱する熱分解により、容積が高い減容率で、最終的にリサイクル可能なパウダー状セラミックを生成します。
前処理も基本的に必要がなく、一日で処理出来るので施設内の衛生管理にも貢献。

処理できるもの
一般廃棄物はもちろん、医療系廃棄物から、食品残渣・下水汚泥・糞尿などの高含水廃棄物、廃プラスチック、機密文書など有機物であればそのまま投入可能で、処理の過程で殺菌し匂いも全くなくなります。金属・ガラスなどは分解はされませんが、無菌化されてそのまま残ります。

特長
1 ダイオキシン類、NOx類、煤塵などの環境汚染物質の排出が少ない
2 排出される灰は炭素残留量が極めて少なく後処理不要
3 低温処理のため排熱がほとんど出ない
4分別不要で環境にもやさしい
100%リサイクルが可能なため、直接最終処分ができ、ゴミを増やさず資源としてさまざまな分野でリサイクルが可能になります
ERCMの構造
ECRMシステムの構造は熱分解炉と排水、排気をろ過するシステムからなるシンプルな構造です。
廃棄物はセラミックから発生する遠赤外線により発熱し乾燥・炭化(燻焼)域に触れます。負イオンを含んだ空気を送り連動燻焼させ分解・気化し、パウダー状セラミックが残リます。
乾燥・炭化(燻焼)の際、発生する蒸気や揮発性物質などの乾留ガスは、多量の負イオンで分解し無害化した状態で排気として取り出します。
排気がそのまま外気に触れると、有害物質が出来てしまうため、外気に触れる前に冷却し木酢液を採取します。その後活性炭槽により、タール分や微粒子を除去し、煤塵や微細な物質を取出し、無害の排気として排出します。
投入物は 100分の1 ~500分の1 に減容。
ERCM NHKニュース

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